1: 名無し募集中。。。 2014/02/26(水) 18:57:42.93 0 ID:
守れ。ホゼナンター'14

 第92話 レス56 より

前回のお話はこちら↓
リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ 第92話
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1390751802/


【用語】@wiki
http://www39.atwiki.jp/resonant/


【過去】第1話〜第20話のログまとめ
http://resonant.web.fc2.com/


【保管1】まとめサイト(仮)※第1話〜第24話の小説は収録完了
http://www45.atwiki.jp/papayaga0226/


【保管2】まとめサイト Ver.2 第25話〜第43話
http://resonanter.blog47.fc2.com/
※IEで閲覧できない場合は火狐かChromeの導入を推奨
http://www61.atwiki.jp/i914/
※@wiki ver.

【保管3】暫定保管庫(まとめサイト3) 第44話〜最新
http://www35.atwiki.jp/marcher/


【スレのテンプレ・感想・作品のあとがき 他】したらば掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/music/22534/


【上記掲示板のスパム被害を逃れる為の避難所】避難板
http://www3.atchs.jp/resonant/


テンプレ>>1-4

6: 名無し募集中。。。 2014/02/26(水) 19:14:22.23 0 ID:
譜→ http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/201.html

生→ http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/202.html

鞘→ http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/203.html

鈴→ http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/204.html

飯→ http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/205.html

石→ http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/206.html

佐→ http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/207.html

工→ http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/208.html

小→ http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/209.html

9: 名無し募集中。。。 2014/02/26(水) 20:57:04.97 0 ID:
いーぬは喜び庭かけまわり♪

  ∧,,,∧
. 〃ノノハヽ. オオカミダッツウノ…
  ハo´ 。`ル <雪だ〜!うぉりゃ〜!

ねーこはコタツでブチ切れる〜♪
バン バン
      ノノハヾヽ 
  バン ∩*` ロ´)
     /_ミつ / ̄ ̄ ̄/
    /\ \/___/  \
   ノ*゜。\_______\
   ~\*。/* 。* 。** 。゜。ヽ
     ヾノ* ゜。*゜・ 。.・゜* 。ヽ, 
       ~⌒~~~⌒~~⌒~~~⌒⌒~

12: 名無し募集中。。。 2014/02/26(水) 21:22:06.99 0 ID:
さりげにさゆが隠れてるな

20: 名無し募集中。。。 2014/02/27(木) 00:14:03.55 0 ID:
シミジミをシジミと空目したw

21: 名無し募集中。。。 2014/02/27(木) 00:15:12.26 0 ID:
誰がシジミ目ヤシ!

22: 名無し募集中。。。 2014/02/27(木) 00:16:23.68 O ID:
りっりほちゃんの目は大きいよ!(ブログコメント風)

23: 名無し募集中。。。 2014/02/27(木) 00:38:38.06 0 ID:
シパパと空目しなくて良かったw

29: 名無し募集中。。。 2014/02/27(木) 07:19:57.18 0 ID:
『リゾナント殺人請負事務所録』

http://i.imgur.com/U6IXcyB.jpg


「バイバイ、軟弱なイケメンさん」

31: 名無し募集中。。。 2014/02/27(木) 08:43:44.02 0 ID:
ホゼナンター
の代わりに
くさい犬

32: 名無し募集中。。。 2014/02/27(木) 09:49:15.10 0 ID:
ホゼナンター
出勤前に
保全なう

38: 名無し募集中。。。 2014/02/27(木) 17:02:43.84 0 ID:
いわゆる聖地が失われるのは悲しいものだな

41: 名無し募集中。。。 2014/02/27(木) 17:14:38.25 0 ID:
「できれば…信じたかった。けど。梨華ちゃんしか。梨華ちゃんしかいないのよ。メロンの三人を、事もなく葬り去ることのできる人物は」

メロンのメンバーたちがその体に刻みつけられていたのは、まさしく獣の爪。
犯人が獣人族の力を持つものであることは疑いようがなかった。
ただでさえ絶滅が危惧される獣人族の力を持つものなど、組織ではたかが知れている。ゆえに、ダニ=ルルが浮上したわけだが、彼女はメロン
の手練れたちを倒すにはあまりにも力が足りなかった。

「何の根拠があって…仮にあたしがメロンの三人を殺してなかったら、どうするつもりだったのよ!」
「ダニ=ルルが言ってたわ。実行犯は『黒の粛清』を名乗る幹部だって」
「嘘、それだけの理由で!?あんた、脱走した裏切り者の言うことを鵜呑みに…」
「それだけじゃない!!」

あゆみの叫び声が、はっきりと梨華を拒絶した。

「もし。梨華ちゃんが獣人族の力を持っているのだとしたら。色んなことが説明つくの。あなたの俊敏な動き、そして剛毅な鞭の振るい方。ど
こか、ちぐはぐな気がしてた。でも、あなたが獣人族の力を使うとしたら…」
「ようやくそこまでたどり着いたのね」

そこで、梨華は、いや、「黒の粛清」は泣き真似をやめてにやりと嗤う。
今までの芝居が、退屈だったとばかりに。

「わざとよ。わざと、ヒントを残してあげたの。あんたがあたしに疑いを持つようにね」
「…どういう、こと?」
「確かに。あんたのお仲間を葬ったのはこのあたし。しょうがないじゃない。そういう命令が下ったんだもん。仕事は意外と簡単だったわよ?
でも、あんたの場合は、ちょっと面倒なプロセスを組まざるを得なかったんだよね」

43: 名無し募集中。。。 2014/02/27(木) 17:17:31.96 0 ID:
乱羅魔天狼(みだらまてんろう)。
機械化された五指を狼の牙に見立て、握力と噴出する炎によって相手を切り刻むあゆみの必殺技。これを受けて立ち上がったものなど、今まで
いない。はずだったが。

「さすが陸自の特殊部隊仕込の格闘術、あたしの自慢のボディに傷がついたわ。でもね」
「ぐっ!!!!」

剛毛を毟り取り、皮下にまでダメージを与えたはずの狼の牙だったが。
代償として、あゆみの両の指がずたずたに引き裂かれていた。

「もうさっきの技は使えないわよね?さあ、どうする?『あれ』使っちゃいなよ」

粛清人の言葉を聞き、表情を変えるあゆみ。
まさか、そのことを知ってるなんて。驚愕を禁じえない。
それは、あゆみにとって最後の切り札だからだ。

「誰から…それを?」
「この際だから言っちゃうけど、あたしの最終目的ってそれのことなんだよね。元々メロン処刑の目的自体が『陸自の人間兵器からの、技術回
収』なわけだけど」

「黒の粛清」の慈悲のない目が、細くなる。
無念にも倒れていった友たちの。瞳の、めぐみの、雅恵の顔が浮かんでは消える。全て、全ては、目の前の相手が。

「ねえ、梨華ちゃん」
「何?命乞いなら無駄よ?」

あゆみは。
一縷の望みを託し、かつて友だと思っていた女に呼びかける。

44: 名無し募集中。。。 2014/02/27(木) 17:18:40.13 0 ID:
「あたしに近づいたのも、その『技術回収』のため?」
「え…」

沈黙。
瞳を閉じた「黒の粛清」は額に手をやり、髪をかき上げ。
そして、嗤っていた。

「そんなこと、どうでもいいじゃない。あんたはどの道、他のメロンたちの後を追うんだから」

もう、迷いはなかった。
あゆみは、最後の切り札を起動させる。
駆け巡る機械の電流、強烈な過負荷。引き換えに手に入れるのは、戦車部隊すら圧倒する、驚異の戦闘力。

粛清人があゆみに意識を向ける間もなく。
吹き飛ばされていた。胸の中央が、べっこりと陥没する。
剛毛の鎧を突き抜ける掌底、陥没した部分からは勢いよく火の手が上がっていた。

「な、な、な?」
「せめて、後悔する暇もなくあの世に送ってあげる」

全身から赤い燃焼物質と蒸気を噴出させ、あゆみはとどめの一撃を見舞うべく構えをとる。
これが彼女の最後の切り札、A-MAX。
全身に過大な負荷を与えることで、通常の10倍の力を行使することができるシステム。その代わり、10秒が限界活動時間。だが、あゆみの10倍
の力を受けて立っている生物など理論上は存在しないも同然だ。

45: 名無し募集中。。。 2014/02/27(木) 17:19:35.60 0 ID:
「9・・・8、7、6!!」

自らカウントダウンを呟きながら、さらに「黒の粛清」に攻撃を仕掛ける。
赤熱した蹴りが、吹き付ける豪雨のようにヒットし、肉を抉り骨を破壊してゆく。

「そん…な…こんなの…聞いてな」
「5、4、3!!!」

喋る隙さえ与えない。
A-MAXの後に転がるのは破壊しつくされた肉の塊りだ。
防戦一方で辛うじてガードするその隙を、あゆみの10倍化した拳が、蹴りが、炎が襲う。

「2」

粛清人の喉元に、あゆみの掌が押し付けられた。
首の骨を押し潰し、一気に命を奪う。

「1…さよなら。『梨華ちゃん』」

ぼきり。
太い何かが、へし折れる音。
だがそれは「黒の粛清」の首の骨ではなかった。

47: 名無し募集中。。。 2014/02/27(木) 17:25:06.44 0 ID:


物言わぬあゆみの亡骸。
既に金属と肉の塊になったそれを、「黒の粛清」は眺めていた。

「首尾は上々、といったところですか。一度内蔵されているパワーを全て出し切ってからでないと、『それ』の摘出は難しい。柴田さんのフル
パワーを凌ぎ切った戦い方は実に見事でしたよ」

背後から現れる人影。
確かめるまでもない。

「紺野じゃない。驚かせないでよ」
「別に驚かせに来たわけじゃありませんよ」

白衣を纏った少女は、肩を竦めつつ視線で何かを催促する。

「あんたの目的は『これ』でしょ?」

言いながら、何かを弧を描き投げる「黒の粛清」。
それは紺野を慌てさせることもなく、すっぽりと彼女の掌に納まった。

「私はこういう形での摘出は反対だったんですが。上司の命令とあらば仕方ありません」
「ああ。あんたね。最後まで柴ちゃんの始末に反対したのは」
「そうですね。絶大な効果を使用者に与える『A-MAX』の高機能性に対し、使用者となる柴田さんの肉体はあまりに脆い。使いこなせないのな
ら壊して取り出せ、がうちの上役たちの総意ではあったんですが」

薄暗い倉庫街に、光が射す。
雲に隠れた月が姿を現したせいだった。
紺野の眼鏡が、光を乱反射させる。

48: 名無し募集中。。。 2014/02/27(木) 17:27:13.81 O ID:
ジュンリンの中華料理屋はみんなの心の中に

71: 名無し募集中。。。 2014/02/28(金) 20:27:07.57 0 ID:
リゾナント殺人請負事務所の事件を追っている刑事か?w

74: 名無し募集中。。。 2014/02/28(金) 22:35:08.51 0 ID:
はぐれリゾナンターがあらわれた!

…はぐれリゾナンターは逃げ出した!

コッハー

82: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 09:37:15.23 0 ID:
お〜お〜さ〜か〜いこうかの〜♪

83: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 10:35:56.48 0 ID:
愛れなリゾナント ブルー
http://youtu.be/xCOwE6WVdq8?t=15m15s

84: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 12:18:13.69 0 ID:
ホゼナンターがいない…

90: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 15:58:11.62 0 ID:
「お待たせしましたー!」
「しましたー!」

くどぅーと優樹ちゃんが走って来た

「遅い! 何してたと?」
「え、まさし言えません」
「「「誰だよ?まさし?って!!!」」」
「つーか待たせたんだから言えよ! すみません。実はですね、まーちゃんが配られたプリントを鞄にしまった時にビリビリに破って、新しいプリントをもらいに職員室へ行ったら先生に叱られて遅くなりました……」

こっちもプリント絡みか!

「遅くなると衣梨が田中さんに叱られるっちゃん!」

衣梨ちゃんはこの中で最年長だからね

「早くリゾナントに行きましょう。お店を手伝わないと──

(助けて、誰か)

え、今の……

「みんな聴こえたと?」
「これって?共鳴?だよね?」

って事は能力者の声?

「助けてって言ってた」
「場所は……ここからちょっと遠かったみたいだけど」
「道重さん達に知らせて指示を
「いや、衣梨達だけでやろう」
「なんで!?」

91: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 15:59:10.65 0 ID:
は!?
衣梨ちゃん何を言ってるの!?

「道重さんと田中さんはリゾナント、高校生組はまだ学校やろ?」
「動けるのはハル達5人、ですね」

確かにそうだけど……

「ハル達だけでも行きましょう! 迷ってる時間が惜しいんで! 生田さん、声がした場所まで繋げられますか?」
「どぅー、誰に言ってると? 世界一の能力者を目指す衣梨に不可能
「ドヤってないで早くしてください!」
「はーい」

──空間誘導──スキップ

衣梨ちゃんが作った黄緑色の光の壁をみんなで通る

「倉庫がたくさんっちゃね」
「人影はないみたい」

誰もいないって事は、使われてないのかな

潮風?
海が近いのかな

「港に近い倉庫か」
「悪い事をするには持ってこいの場所っすね」

──透視──トランスペアレント

「いた! あの倉庫の中、男が5人と女の子が1人いますね。女の子は柱に縛られて動けないみたいです」

92: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 16:00:11.15 0 ID:
聴こえてきたのはきっとその子の声だね

「男が女の子に話しかけてるな」
「優樹ちゃん、会話の内容を教えてくれる?」
「任せてくださーい!」

──音響分析──アナライズ

「えーっと……?それにユーカイした目的はミニシロキンだけではない?」
「?ミニシロキン?って何?」
「多分?身代金?じゃないっすか?」
「ああ、なるほどね。さすが優樹ちゃんの通訳ったいね」
「?どーして自分の思ったことが伝わっているのか?……聴きながらしゃべるのムズカシーなーう」

確かに
聴きながら話すのって頭を使うよね

「あと、シーセンカーノンの人がいるんですって」
「優樹ちゃん? なんて言ったと?」
「香音ちゃん?」

へ、あたし?
いやいや、違うでしょ

「……それ?精神感応?の事だろ」
「あ、そーそー。さすがDoどぅー」
「バカ! 全然違うじゃんかよ!」
「全然じゃないもん! ちょっとしか違わないし!」
「とにかく、能力者が能力者の女の子を誘拐して身代金を要求しているのは間違いなさそうだね」

他にも目的はありそうだけど……

93: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 16:01:01.12 0 ID:
「中に入りましょう。あいつらの近くに空のコンテナがあるので、そこからならハル達も聴けると思います」
「向こうは精神感応が使える。気持ちの乱れに気付かれないようにみんな集中して」
「なんで里保が仕切ると? 最年長は衣梨なのに……」
「いいから、移動しよう。えりぽんお願い」
「はーい」

──空間誘導──スキップ

全員で光の壁を通り暗い場所に出た
多分ここはコンテナの中だね

『俺達の目的は、能力者が正統な存在と認められる世界を創る事だ』

あ、声が聴こえる!
これで状況がわかるね

『能力者の存在が認められれば、自分が自分として、能力者として堂々と生きていける。今までの人生をやり直せる』

(これってどこかで聴いた内容だよね?)
(まず間違いないでしょう。どうします?)
(他にも能力者がいるかもしれない。ウチ達5人で対抗出来るか知りたいから、あいつらの能力を把握しよう)
(あーもー我慢出来んと!)

衣梨ちゃん?

(あいつらをこらしめる! 里保! このコンテナ、吹っ飛ばすったい!)

((((えー!!!!))))

『できる。その為には資金が必要だが、もっと重要なのは仲間を、能力者を集める事だ。お前も
「そうはさせんっちゃ!」

94: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 16:02:50.15 0 ID:
こいつ声を出しやがった!

(……こうなったら仕方ないね。みんな行くよ!)

──水念動力──リキッド

ドカーン!

97: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 16:28:55.46 0 ID:
なるほどあの裏側はこんな感じだったんですねw

99: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 18:17:02.55 0 ID:
ミニシロキンとシーセンカーノンはまーちゃんが実際に間違えそうw

101: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 20:02:03.83 0 ID:
おお!別目線いいね!ついでにリゾナントで一人お留守番してたさゆも書いて貰えたら嬉しい!

103: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 20:25:53.97 0 ID:
けれど、本能的に感じていた。
こいつ…さっきとは、違う。

雨が激しさを増してゆく。
路面に作った大きな水たまりの上に、悪魔は降り立った。
摩天楼を彩るネオンに照らされ、鏡のように彼女の姿を映し出している。

「お待たせ。ここから、最終ラウンドのはじまりだよ」

悪魔は器用に翼を折りたたみ、そして、その切っ先で自らの手のひらを掠めた。
真一文字に刻まれた傷、そこからあふれ出す黒い血。
その血が、まるで生きているかのように形を変えてゆく。象られたのは、一振りの刀だった。

「ナノマシンの技術、恐るべしだよねえ。この刀の名前は【蓮華】。あらゆるものを切り裂く、魔性の刀」
「それがあんたが見せたい言うとった『いいもの』? 御託はいい。とっととかかって来い」
「それじゃ、お言葉に甘えて」

【蓮華】を握り締めた「黒翼の悪魔」が円を描くように、斬撃を飛ばす。
一瞬の判断。それは正しかった。
跳躍したれいなの下を通過した衝撃波が、文字通りのあらゆるものを切り裂き、なぎ倒す。

「…あんた、ルパンに出てくる石川なんちゃら?」

驚愕を通り越して、呆れてすらいた。
悪魔が放った斬撃は、周囲の高層ビルを根元から切断していたからだ。
刀は、その刀身を大きく超える物体を切断することはできない。そんな当たり前の話が、あっさり無視される。

104: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 20:27:20.50 0 ID:
「ま、ここはごとーの世界だからね。何でもありってことで」

そんな事を言いつつ、悪魔は【蓮華】の刃先をれいなに向けた。
それを合図に。信じられないことが起こる。
切り落とされた高層ビルが。
地面を転がりながら、れいな目がけ飛んできたのだ。

巨大建造物とも言うべき物体が、回転しながら襲ってくる。
重量に耐え切れず、窓を、壁を崩壊させながら、それでもれいなのいる場所へと吸い寄せられるように。

「いくらなんでも、何でもありすぎっちゃろ!!」

もともとが、ありえない世界。
なら、その流れに乗るしかない。
腹を括ったれいなが、まっすぐに高層ビルだったものに向かって走り出す。
跳躍し、ビルの壁に飛び乗り、そこからさらに走り続ける。
目指す場所はただひとつ、「黒翼の悪魔」のいる場所へ。

「おーすごいすごい。ハリウッド映画みたいだよ」
「あんたが…言うな!!」

大きく飛び上がり、地表に立つ悪魔の懐に飛び込んだ。
落下する勢いのままに、体を捻っての回転回し蹴りが悪魔の肩に打ち込まれる。
黒血を活性化されたれいなの蹴りの威力は凄まじく、「黒翼の悪魔」は転がってくる後続の高層ビルに窓から突っ込んでいった。

105: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 20:29:43.00 0 ID:
「逃がすか!!」

その軌跡を追い、れいな自身もビルの中に突入する。
建物内部で磔にでもされたかのように、壁か床かもわからないコンクリートにめり込んだ、「黒翼の悪魔」。その姿を認めるとさ
らに追撃を与えるべく、れいなは床から柱に飛び移り悪魔に近づく。

二人の距離が至近まで近づいた時。
笑っていた。黒い翼を持つ悪魔は確かに、笑っていた。

「いいね。いいよ、さすがはごとーが見込んだだけのことはある。じゃあこっちも、本気で…いくよ!!!!!」

激しく、空気が震える。
その瞬間、激しいエネルギーが「黒翼の悪魔」の外へと放出された。
衝撃にも似たそれは忽ちのうちに建物の内外を破壊する。
外部を覆うコンクリートが弾け飛び、鉄骨の骨組みだけになった建造物。
すっかり脆くなってしまったのか、回転のエネルギーも加わり、ばらばらになってゆく鉄骨たち。

れいなは。
その破壊の嵐の中で、「黒翼の悪魔」だけを見据えていた。
吹き飛ばされて転がる巨大な鉄骨の上に乗った、悪魔。地面に突き刺さり、斜めになった瞬間にれいなはその坂を駆け昇る。
吹き付ける雨を弾き、まっすぐに。

「れいなは、ずっと!本気やけん!!」

全力で走り来るれいなを、黒血の刀を構えて待ち受ける悪魔。

106: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 20:31:13.63 0 ID:
「だから。熱くなると隙が出来る。戦いはクールに徹しろって」
「うっさい!!」

斜めに構えた【蓮華】を、れいなに向けて振り降ろす。
瞬間、手に伝わる硬い衝撃。

「黒い血と黒い血やったら…互角なはずっちゃろ?」
「確かにね」

れいなが翳した腕の先から、大きく湾曲した黒い刃が伸びていた。
激しく火花を散らす刃と刃。そこからさらに、れいなはもう片方の腕を伸ばす。そこにも、黒い刃。
「黒翼の悪魔」は先の一刀を受け流し、二刀目をさらに刃の背で受け止める。

「二刀流、か。考えたね」
「れいなには、このスタイルが合うけんね」

「黒翼の悪魔」は。
自らの【蓮華】を見せた時に、れいなもまた刀のようなものを作ってみせると思っていた。
しかし、あてが外れる。れいなは、「黒血の先輩」を模倣することなく、自らの戦闘スタイルに合った変化をさせてみせた。
面白い。久しぶりに、全力で戦えそう。
意識せず、ふっ、と鼻で笑う。

「何笑いようと」
「癖なんだよね。うれしい時のさ!」

107: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 20:32:42.24 0 ID:
言いながら、「黒翼の悪魔」の渾身の前蹴り。
れいなとの間合いを無理やり広げた悪魔は、天に手を翳す。
背後から二人を追うように転がってきた高層ビルが、手前で大きく跳ねた。

「全力を出せる。お互いに、ね」

宙を舞う、巨大なコンクリートの塊。
それが、悪魔とれいなの頭上で、大きく爆ぜた。
必然的に雨に交じり、瓦礫や破断された鉄骨やらが地上に降り注ぐこととなる。

悪魔が、空の闇に溶け込むかのような真っ黒な翼を広げた。
翼は大きくはためき、そして飛び立つ。
落ちてくる破材を器用に避け、高く、天高く昇ってゆく。まるでれいなを誘うかのように。

天かける悪魔を追うように、れいなも空を目指す。
飛来する瓦礫に飛び乗り、そこからさらに頭上の落ちてくる鉄骨に跳躍した。
驚異の身体能力が、重力の世界を凌駕する。
駆け昇り、飛び移り、さらに駆け昇る。

そしてついに、辿り着いた。
悪魔の舞う虚空へ。腕の刃を双剣のように構えて、空を切り裂き一気に迫る。

右を、左を刀の背で弾き勢いのままに袈裟懸けに太刀筋を走らせる「黒翼の悪魔」。
しかしれいなもまた両刃を器用に交差させて防御する。
二人は、絡み合いもつれ合いながら空を降下していった。
黒き刃を交えながら、悪魔が話しかける。

108: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 20:34:47.60 0 ID:
「ねえ。あんたはさ。何のためにここまで来たの? あの小さな女の子のため? 自分自身のため? それとも、正義とかい
う曖昧なもののため? 正義なんて言葉はかの大国のために作られた胡散臭い階念だよ。そんなものに振り回されてたらこの
世界は何世紀ももたないよ。この宇宙に人類ってイカした生物がいたって証拠はお月様の上に立ってる星条旗だけになるだろ
うね。そんなもののために、動いてるの?」
「うっさい!れいなにはそんな小難しいことはわからん!!ただあんたをこの場で叩きのめす!」

自らの言葉に、力を。
そう願うかのように、れいなは右の刃を斜に思い切り叩き付ける。
唸る刀身、切り裂かれる雨粒。
迅い。「黒翼の悪魔」は認識するかしないかぎりぎりのところで、何とか【蓮華】を正面に構えてそれを凌ぐ。が、勢いまで
は殺ぐことができず。原型を留めている高層ビルの壁に猛スピードで叩きつけられた。

「そうこなくちゃね。正義とか。未来も過去も光も闇も支配とかも、どうでもいい。そんな縛りは邪魔なだけ。だよね?」

瞬間。
めり込んだ壁面から、槍のような形に変えた両翼が飛び出す。
いち早く気づいたれいなは、近くを落下していた大きな瓦礫を蹴り飛ばした。それを発砲ロールが如く、楽々と突き抜ける槍翼。

「一応。『鋼翼の悪魔』って異名もあるんだよね」
「そんなん、ポッキーみたいにバラバラにしてやるけん」

つまり、今の彼女は二刀流を超える、三刀流。
黒の血を受けた二人の戦いは、最終章へと突入していった。

114: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 22:40:55.75 0 ID:
凄いな…作者どんだけまとめ読んだんだろ?しかもそれをさらっと出してくるホゼナンター…もう凄すぎて言葉出ませんわw

115: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 23:05:20.79 0 ID:
後から参加した作者さんたちみんな昔の作品も読んでてすごいな

116: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 23:55:51.10 0 ID:
新しい作者さんも昔からいる作者さんもホント凄いわ

117: 名無し募集中。。。 2014/03/01(土) 23:59:21.55 0 ID:
歴史を学び
歴史となれ

118: 名無し募集中。。。 2014/03/02(日) 00:12:36.05 0 ID:
我らホゼナンターは決して歴史表舞台に立てないが歴史の一部としてこの身を捧げようではないか!

121: 名無し募集中。。。 2014/03/02(日) 02:19:08.33 0 ID:
なんか見覚えのある構図とセリフだと思ったら殺戒か
懐かしいな

124: 名無し募集中。。。 2014/03/02(日) 07:51:55.52 O ID:
今日も何か投稿あるといいね

127: 名無し募集中。。。 2014/03/02(日) 10:51:50.43 0 ID:
さすがに初期の作者さんは書かなくなって久しいか

129: 名無し募集中。。。 2014/03/02(日) 12:23:12.46 0 ID:
初期の作者さんもたまにここ見に来ることあるのかな?

131: 名無し募集中。。。 2014/03/02(日) 13:43:32.90 0 ID:
初期がいつまでかは分からないけど割といると思います

132: 名無し募集中。。。 2014/03/02(日) 15:15:54.32 O ID:
ありがたいねー(ガキさん風に)

133: 名無し募集中。。。 2014/03/02(日) 16:45:44.04 0 ID:
アリガトゴザイマース!

136: 名無し募集中。。。 2014/03/02(日) 18:29:41.19 0 ID:
大好きだった殺人請負シリーズがまさかの未完になっても許してにゃん宣言
死にたい……

137: 名無し募集中。。。 2014/03/02(日) 19:19:45.28 O ID:
そんなん言うたらこっちなんてもう随分インフィニティ待ってるんやで

139: 名無し募集中。。。 2014/03/02(日) 20:48:00.14 0 ID:
まぁ作者さんが書いてくれるまで気長に待つしかないよね…

141: 名無し募集中。。。 2014/03/02(日) 21:54:48.78 0 ID:
あんなとこ
こんなとこ
あったでしょう

142: 名無し募集中。。。 2014/03/02(日) 22:32:23.96 0 ID:
書けない作者が一番辛いんじゃん?

144: 名無し募集中。。。 2014/03/03(月) 00:21:52.26 0 ID:
最近したらばの代理投稿もないね?規制で書けないとかじゃないって事か…

145: 名無し募集中。。。 2014/03/03(月) 00:22:01.34 0 ID:
時間さえあれば書きますよ…

147: 名無し募集中。。。 2014/03/03(月) 00:50:51.83 0 ID:
普通の投稿頻度ってどれくらいなんだろう?

148: 名無し募集中。。。 2014/03/03(月) 00:53:23.34 0 ID:
Яの人とかがすごすぎるだけだよw

149: 名無し募集中。。。 2014/03/03(月) 03:58:15.34 0 ID:
娘。小説に未完はつきものだもの

151: 名無し募集中。。。 2014/03/03(月) 06:48:42.33 0 ID:
長編書く人って構成考えるのにどれ位時間かけてるんだろ?

152: 名無し募集中。。。 2014/03/03(月) 07:00:07.38 0 ID:
人それぞれじゃろ
入念にプロット練る人ととにかく書き始める人とでも違いそう



転載元
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1393408662/